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アルバカーキで見かけた自作機の中でも秀逸の出来だった機体。
ファイアーフライの構造を踏襲したバスケット部分と、オーソドックスなイギリス系の機体の構造をした球皮の組み合わせ。 ![]() バスケット部分は、ファイアーフライの3角形の2角形(?)にしたような物。菱形の底面をしている。 ![]() ボトムのスキッド(磨材)には超高分子量ポリエチレンの素材が使われている。画像の白い桟 ![]() バーナーはファイアーフライの物を使用。細かい部分まで丁寧に作られている。 ![]() 球皮の作り、縫製などはヨーロッパ系の作りだ。 ![]() やや縦長の機体で、パネルのサイズなどからの換算では56ぐらいのサイズではないかと思う。 バスケットの作り、縫製ともとても丁寧な機体で、自作機としてはかなりハイレベルな物だった。 アメリカの自作機はほとんどがソロもしくは2人ぐらいで飛ぶような小さな機体が多い。ホームビルダーも、割と老齢の人が多いのが特徴かもしれない。日本でもこのような機体が増えてくると楽しいのだが。 ▲
by airspace_balloon
| 2010-10-29 21:26
| 自作機
![]() このエアロスターライクの機体もエクスペリメンタルだ。サイズ的には42ぐらいだろうか?かなり小さい。 長身のそこそこ年を取ったパイロットが、ソロで飛ばしていた。 球皮の特徴は特にないけど、エアロスターのスタイルの機体だが、バスケットは小さく、フローティングのバーナーを備えている。 ![]() なんか楽しげに飛んでいた。 これもアルバカーキで見かけた。 ▲
by airspace_balloon
| 2010-10-23 18:45
| 自作機
バログラフのクラシックな物の画像など無いかと探してみた。
まずはドイツ アウグスブルグにある気球博物館の展示物。 ガスバルーンのバスケットにバログラフがセットされている。 ![]() そのアップ ![]() つづいて、アメリカ アルバカーキの気球博物館の展示物。反射して良い写真じゃないけど・・・ ![]() こんな木製ケースに収められたバログラフのアンティークでも一つ欲しいと前から思って居るんだけど・・ ▲
by airspace_balloon
| 2010-10-22 09:09
| 気球一般
![]() 太田計器製造所というメーカーで10年ぐらい前に、製造中止になるとの話があり購入したバログラフだ。 バログラフとは、自動記録式高度計で、気球をはじめ、航空機の飛行記録を残すために使用される計器だ。特に高度記録などの飛行ではこの計器での記録をカリブレーションして結果を認定したりもする。 バログラフは、ガス気球の時代からある計器で、古いガス気球の写真などを見るとバスケットに取り付けられた物をよく見かける。古い物は味のある木製の箱に収められていて、アンティークのような美しさもある。 ![]() 後ろ側から内部のメカ本体を取り出せる構造。 ![]() 核心部は、アネロイド気圧計そのもの。気圧高度計の中身がこのように見られるのもバログラフならでは。 ![]() そこの部分にはゼンマイを巻くねじがあり、ゼンマイで上のドラムを回転させて記録する。右側から伸びるバーでドラムの回転のオンオフをする。ドラムを回転させると、時計のような音がする。 ![]() こんなアナログ計器、今ではデジタル計器に置き換えられてほとんど使われることはないが、たまには引っ張り出して使ってみたいものだ。 ▲
by airspace_balloon
| 2010-10-15 09:13
| 気球一般
アメリカの自作気球系のサイトをネットサーフしていて見つけたのだが、気球用計器を自作するという内容のHPだ。
内容はかなりしっかりしていて、やってみようかなぁと思うような物。温度計も装備していて下手なメーカー製計器よりかなりマシかもしれない。日本の気球乗り、意外によい計器を持っていない人が多いので、こんな計器作ってみるのも面白いかもしれない。 http://www.proaxis.com/~bobledoux/instovr.html ▲
by airspace_balloon
| 2010-10-14 23:26
| 気球技術系
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by airspace_balloon
| 2010-10-13 00:17
| 気球一般
アメリカで自作気球はエクスペリメンタル(試作機)というカテゴリーに入れられている。アメリカ人らしく色々なアイデアが投入された機体が作られているのだが、アルバカーキなどのメジャーな大会にはエクスペリメンタルの気球は長いこと参加できない決まりがあった。
2007年に久し振りにアルバカーキの大会に参加すると、エクスペリメンタルが何機も参加していて、それら気球を見ることもとても楽しい時間だった。そのいくつかを紹介したい。 まず最初は、アメリカでよく見かけるボーランドという人の設計の気球の派生だ。バスケット部分はごらんの通り。 ![]() アルミフレームに布張り ![]() この種の自作機で多い軽いファイアーフライのバーナーを自転車のリムを利用したロードリングで吊る ![]() バスケットの中は一人もしくは二人乗れるかどうか。シリンダーはこの気球の場合、中に一本、外に一本ワリントンの10ガロン(約20キロ)のみ。ソロフライトするのだろう。いわゆるフローティングバスケットだ。 ![]() このシステムの気球は以前一度佐賀に来ていたのを見たことがあるが、自作で気球を作るという強いポリシーと、他のメーカー気球とは一線を画したデザインが楽しかった。 以後この記事続く ▲
by airspace_balloon
| 2010-10-07 22:25
| 自作機
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