<   2010年 09月 ( 5 )   > この月の画像一覧

コロラドやオレゴンをバスケットに固定するベルト

c0038946_22275051.jpg


ガーミンのGPS コロラドや、オレゴンなどをバスケットのリジットポール部分に固定する簡単なストラップを作った。といっても、ニフコのテープアジャスターに25mmのテープを縫いつけただけなんだが。それを、コロラドなどの標準付属のカラビナストラップのテープの部分を少し浮かせて、そこに通しただけ。

この状態でバスケットのリジットポールに固定できる。不安が有れば上のカラビナ部分にもベルトを1本通せばなお確実になる。以前からこうすればいいと思っていたが、作ることもなく今まで来てしまった。60シリーズなどより、簡単に固定できる構造なのはありがたい。

蛍光イエローと、黒のベルトを作ってみた。
[PR]
by airspace_balloon | 2010-09-21 22:28 | 気球技術系

アンドロイドやガーミンで競技地図を使う方法

ちょっと前の日記に書いたアンドロイドやガーミンで競技地図などを表示させる方法を簡単にまとめてみる。

アンドロイドでは表示させる方法は大きく分けて2種類ある。OZIを使用して作成したデータを表示できるソフトを使用する方法と、カシミールを使用してマップカッターというソフトを使用してデータを切り出す方法の2種類がある。今回は、カシミールベースのデータから切り出した物を使用したYamanaviというソフトを使用した。

カシミールで競技地図の画像データを使用するためには、画像データをカシミール上で正確な位置にマッピングする必要がある。この作業には、色々な方法があるので、その一つの方法として自分の使用したのは、まず細かい計算で画像の4棲みのポイントの緯度経度を正確に割り出してその数値を入力した。そのデータをKMZ形式にしてカシミールから出力し、そのデータをグーグルアースの画像と重ねて誤差がないかのチェックをした。

そのデータを、カシミールのアドオンソフト、マップカッターから切り出して使用した。

ガーミンのカスタムマップもカシミールからKMZ形式で切り出した物をコロラドやオレゴンのカスタムマップフォルダーに転送して表示設定をすることで使用できるようになる。

それぞれのソフトなどで表示できる範囲の制約などがあるのでそのあたりはソフトやハードの制約による注意が必要だが。

あまり詳しい説明ではないが、まずはカシミール上で使用できるように正確にマッピングすることでアンドロイドにも、ガーミンにも使用できるデータ化するのは簡単にできるということだ。
[PR]
by airspace_balloon | 2010-09-16 08:14 | 気球技術系

Orego450でも競技地図は問題なし

アメリカの某サイトでかなり安売りしていたオレゴン450を注文していたのだが、到着したので、ちょっとテストをしている。
c0038946_23165115.jpg


ガーミンの製品は初物買いはしないのが鉄則とすら言われるほど初期トラブルが多い。オレゴンが出て数年。そろそろ値段もこなれたし、品物も安定してきてるはず。

地図データの転送、表示関係はColoradoとほぼ同じで、測位精度などはまだ厳密な比較はしていないが、大きく違いはないと思う。アンテナがへリックスアンテナからパッチアンテナに変わっているなど多少の変更があるので特性の違いは出るはず。

ガーミンのGPSにありがちな電源関係の接点不良がやや気になるので、早速分解して内部の構造をチェック。

分解はコロラドと同じく6本の六角ネジを外せば簡単に分解できる。間にはゴムパッキンがあり防水はこの部分で維持している。再度組み立てるときにクライトックスのグリスを少し塗って防水性を更に高めるのもこの分解の目的。
c0038946_23173999.jpg


基盤構造は以前に比べてかなりシンプルになっている。カスタム化が進んでいるようだ。また電源電圧が以前より低くなっていることもあり、バックアップ電池も小さい。


接点はコロラドよりも小さくなり、調整は多少出来るがほとんど不可能か。電源が突然落ちるような症状は、ガーミンの得意とする標準仕様なんだが・・・・ほとんどこの接点の問題。今のところ問題は無いが、問題が出るようなら対策が必要かも。
マイクロSDのスロット部分の窓も一応防水されている。
c0038946_23182136.jpg


USBコネクターはコロラドの場合は基盤側にあったが、オレゴンは電池ボックス側になり、接点を介している。ちょっと微妙な設計・・・
c0038946_23185468.jpg


以前よりは作りがこなれてきているのは感じる。

ディスプレーは以前よりは少し見やすくなっているとは言うが、比較する物が手元にないのでわかりにくい。コロラドよりは、やや暗い・・・使い倒してみないと評価はまだしにくいかも。


そして、気球で使うのに重要なカスタムマップで競技地図を表示させる部分だが。
問題ないのは解っているが、試してみないことには・・・
フライト中PZとの位置関係を正確に見られるのはやはり良いのです。

アンドロイド携帯でも出来るのはここ数日書いているけど、やはり餅は餅屋でハンディーGPSの方が何かと使い勝手はよい。アンドロイドの方がディスプレーがでかいというアドバンテージもあるんだけど。

オレゴンにある、スクリーンキャプチャー機能で撮ってみた。これ以前の手持ちの機種にはない機能だ。特に何に使うというわけではないが、こういう記事を書くには良いのかも。

c0038946_23142311.jpg


c0038946_2314795.jpg

[PR]
by airspace_balloon | 2010-09-11 23:20 | 気球技術系

アンドロイド携帯で競技マップでGPSナビゲーション

c0038946_20313176.jpg


アンドロイド携帯のXPERIAに機種変更したんだが、早速色々なアプリを試している。まずはGPSやマップ系を5本ほど試してみた。なかなか面白いソフトがある。地図を色々使用できる物もあり、早速気球の競技地図を入れられるかどうか試してみた。2~3種類のソフトでそれが可能な感じだが、高機能の海外の物はマニュアルを読むのが面倒なので後で・・・

とりあえず日本人の作った物で、先日ガーミンのGPSに入れたデータをちょっと加工して入れることも出来るのを確認。GPS機能の使い勝手とかはまだ試していないが、なかなか面白いかも。

このソフト自体は、パスを通すなど、DOSのような面倒な設定があるのがちと難点。そのあたりの説明もあまりなく、昔のDOS時代を思い出した(笑)
まだこれから進化しそうだが。
[PR]
by airspace_balloon | 2010-09-07 20:32

球皮修理に関する警鐘

先日、修理依頼を受けたエアロスターの球皮がありました。修理依頼は開口部のパネルに焼損がありその補修の依頼だったのですが、その補修箇所以外に、開口部周辺に多数の小さな焼けた穴をリペアテープで塞いだ場所があり、とても驚いたのです。

なぜ驚いたのか。

熱気球の基本設計の重要な部分に自己消火性のある素材を開口部のバーナー炎が届く場所には使用するのが大原則だからです。開口部から3~5mぐらいまでの場所は、バーナーの炎に直接あぶられる可能性があります。その場所に使用する素材は、たとえバーナーの炎にあぶられても、燃え上がることなく、解けたり炭化したりするだけで終わる必要があります。

通常、気球に使用されている素材、ナイロン、ポリエステル、そして、ノーメックスなどのアラミド繊維などはこの特性があります。ナイロンでもシリコンコーティングの物は自己消火性が低いので、開口部周辺には使用しないのが大原則になっています。

その意味でリペアテープは、その接着面の素材が燃え上がる可能性があり、絶対開口部周辺の補修には使用してはいけない素材です。同様に、ガムテープなどはさらに着火しやすく、大変危険です。ノーメックスの部分の修理に似たような感触の防炎加工の綿を使用して燃え上がったなどという事例すらあります。防炎加工されていてもある限界を超えると簡単に燃え上がります。

その意味で、上記の機体は、開口部のロードテープ周辺にリペアテープを貼り重ねてあり、万が一着火した場合、ロードテープを焼き切ってしまう可能性すらありました。

また、リペアテープの接着素材は、熱劣化を起こし、強度も補修に十分な強度を保てないので、縫製無しに開口部以外の補修として使用するのにも無理があります。必ず縫製によって補修される必要があります。開口部以外の小さなピンホールの応急的補修以外には使用できない素材だという認識を持つべきです。

アメリカのリペアステーションなどでは、補修には絶対にリペアテープだけを使用しません。その方法では、耐空性維持のための検査を通らないからです。リペアテープを貼り、その上から縫製するような修理はしますが。

リペアテープのような素材を気球に全く使用しないわけではありません。アートワークや、登録ナンバーなどの部分などで、開口部周辺ではない部分には使用している場合もありますが、強度をそれにより持たせるような使い方はしません。


日本気球連盟では、機材の管理は、所有者の責任で行われることになっています。話題にした機体のような危険な方法で補修されていてもそれをチェックする機会は実際の所ありません。最終的には各パイロットが機材についてより深く知ること以外、このような問題点を見つけることはできないわけです。パイロットはアメリカなどより、より深く機材に対する知識を持つ必要があるということでもあります。

なお、自己消火性のない素材を開口部周辺に使用して、事故になった事例が国内でもありますし、海外では死亡事故の事例もあります。

リペアテープという素材、気球でリペアに使用する物ではないというぐらいの認識を持つべきだと思います。
[PR]
by airspace_balloon | 2010-09-05 23:36 | 気球技術系