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訃報

90年代アルバカーキの気球大会に毎年のように参加していました。
その時ずっとボランティアクルーとしてサポートしてくれたボブが先週、亡くなったと彼の妻から連絡をもらいました。
海軍軍人として日本に駐留したこともあるドイツ系アメリカ人で、物静かな彼は、海外で私が知る最高のボランティアクルーでした。
釣りや、木工が好きで、趣味的にも私と重なり、とても親近感がありました。ガレージには日本で乗っていた車の横浜ナンバーのプレートが飾ってありました。
そうそう、ナショナルジオグラフィックマガジンが何百冊も彼の書棚にあったのが印象的です。
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1999年 アルバカーキにて
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by airspace_balloon | 2006-03-31 18:42 | 気球一般

小千谷のDBIログ

もう1ヶ月も前のフライトですが小千谷のDBIのログファイルです。
2月25日の午前と午後のフライトですが、内部時計が少し狂っていたようです。20分ぐらい進んでいます。
内部時計はクオーツなどではないようで、昔ながらのPCなどのクロックを利用した時計かな・・余り精度が良くないのはパソコン同様ですね・・

内部時計はDBIのデータ吸い出しソフトで、PCと同期させることが出来ます。

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by airspace_balloon | 2006-03-25 21:04 | DBI

インストラクションについて思う

数日前、小学校で教師に怒られた生徒が自殺したという出来事があり、その遺族が教師を批判するような会見をテレビで報道しているのを見ました。とてもやりきれない気持ちでの会見だったのかも知れませんが、教える側もこれではやりきれないと感じた人は多いのでは?親しい知り合いが教師をしている市だったのでなおさら興味深く見てしまいました。

私は気球のパイロットトレーニングをすることがあります。正直言って、かなりストレスを感じる場合があります。そのPU/T(パイロットアンダートレーニングの略で、トレーニング生を意味します)の性格やバックボーンをよく知っている場合はそれほど大きなストレスは感じないのですが、時々、まったく知らないに等しい人のトレーニングをする場合とても緊張します。

以前、トレーニングをしていたPU/tに離陸前のセッティング等で注意をすると、切れてつかみかかられたことがありました。もちろん私の言い方その他悪い部分があったのかもしれませんが。人と人が関わり合う中で、インストラクターとPU/tとの関係は神経を使わざる得ない部分でもあります。

気球のパイロットトレーニングのような技術指導はまだ楽な部分だと思います。インストラクターはたまに、圧倒的な技術の高さを見せつけることで、その違いをPU/Tに示すことが出来るからです。技術レベルを高めるためのトレーニングでもありますから。しかし、それだけではないメンタルな部分が多い関わりではなかなか難しいでしょうねぇ・・・

かつて、教える側と教えられる側の明確な力関係が当たり前の世の中で育った人たちが普通だった時代、ある種、頭ごなしにに教えるという手法がとれたのかもしれません。しかし、今のように過剰に保護されて育った人たちや、人権だとか論理だけが一人歩きする状況だと色々難しい部分が増えているように思います。

これからは今までと違った部分で、色々大変かもしれません。
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by airspace_balloon | 2006-03-20 16:36 | 気球一般

今日の天気は・・・野焼きは・・・

今日(もう昨日ですが)は朝から低気圧の影響でビュウビュウーになるかと思いきや、朝のうちは穏やかで日も差していて・・・あーこれは外したなぁ(実は某所でBBQの予定があり、天候が悪いので中止していました)と悔しがっていたのですが、昼前11時過ぎから急に風が強くなり、予報通りと納得していました。そのためすっかりWBCの仕合を見れてしまったのですが(笑)

で、渡良瀬の野焼きはといえば、土曜日に不審火があり、1/3ぐらいすでに萌えてしまったらしいのですが、結局日曜は野焼きが出来ず、来週に順延になったようです。25日、26日が予備日です。
この両日は渡良瀬遊水池のすぐそば、古河で気球大会があるのですが・・・うーん影響なければよいのですが。

ちなみにBBQの予定は21日に変更です・・みなさん!どこで?それは・・・
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by airspace_balloon | 2006-03-20 00:29 | 気球一般

3月の天気

3月といえば季節の変わり目でもあり、天候が周期的に変化します。この波がちょうど1週間ぐらいのピッチになることが多いんです。

今日(もう昨日か・・)東京では小雪がぱらついたりして一気に冬に逆戻りしたような寒さです。
今から20年以上前になりますが、学生の頃気球のパイロットを目指して毎週のように渡良瀬遊水池に通っていました。そのころは、今のようなネット環境もなく、テレビの天気予報と気象通報から書き起こした天気図を頼りに予報をたてるぐらいしか天気を予測する手段はなく、同じ関東とはいえかなり違った気象状況を示す渡良瀬に関しては、明確な低気圧でも接近していなければ、行ってみなければわからないというのが一般的な状況判断でした。

私のトレーニングの最後の追い込み時期がちょうど3月で、毎週のように渡良瀬に出かけていっては、フライトできずに帰ってくる・・・結局3月一ヶ月間、毎週末に渡良瀬に通って一度も飛べなかった年がありました。ちょうど天気の波が1週間ぐらいの周期で変化していて、悪い波が週末に当たってしまっていたのです。

今年は、良い波が週末に当たっているようで、毎週末に渡良瀬ではフライトできているようです。来週(19日)は野焼きが行われる予定なのでフライトは出来ませんが、この野焼きも問題なく行われることと思います。

野焼きが終わると一気に春ですね。気球のシーズンもあと1ヶ月ちょい、しっかりフライトしたいものです!
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by airspace_balloon | 2006-03-14 00:44 | 気球一般

フィリピンからの機材の通関

フィリピンの大会に行ったとき送った機材の帰りの通関をフィリピンに同行したY君に頼んで今日してもらいました。
返送された荷物はスポンサーのUPSが運んでくれたので送料その他はかかってないのですが、書類がインボイスすらなくドキュメントに気球(Balloon)の文字すらない・・
結局日本のUPSにお願いして輸出時の書類をもらい、それを元に税関での通関をお願いしました。
いつもなら自分でこんな作業を行っているのですが、まったく初めてのY君にお願いしてしまい、どうなるかなぁと思ったりもしたのですが、わりとスムースに終わりホッとしています。ごくろうさま!
実は昨日あたりから風邪気味でちとしんどい状態でした。
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by airspace_balloon | 2006-03-09 22:05 | 気球一般

エアロスター社のHP改訂

熱気球の歴史は200年ちょっと前のモンゴルフィエ兄弟からはじまっていますが、現在のプロパンガスを燃料にし、ナイロンのファブリックで作られた近代熱気球がアメリカの軍関係の研究から始まっていることは余り知られていません。

私が係わっているエアロスター社は今まで余り軍事産業に深く関わっていることをHPなどで公表していなかったのですが、今回HPの改訂に合わせて前面に軍に係わっている部分を打ち出しています。色々な企業戦略の変化もあるのでしょう。

エアロスター社の気球の設計思想、製品グレードの根底は軍事レベルのスペックであることを私自身余り宣伝文句にはしてきませんでした。しかし、これがどれだけの違いがあるかだんだんはっきりと解ってきてもいるのでこれを表に出して行くのも一つの方向かなと思ったりしています。

Aerospace Products, Military Products, Advertising Inflatables, Protective Wear and Hot Air Ballooons by Aerostar International
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by airspace_balloon | 2006-03-08 23:46 | 気球一般

スカート気球のインフレーション

スカート気球のインフレーション作業を見ていると、時々大きく間違ったインフレ作業をしているチームを見かけます。基本的なスキルさえ飲み込めばとても楽にインフレ作業が行えるのです。小千谷で連続したインフレ作業の画像があったのでまとめてみました。

まずレイアウトし、スカートをたくし上げ開口部を持ってインフレーターで送風します。
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ある程度ふくらんだ段階で、スカートをまっすぐ伸ばし、スカートの下端とスカートをさばくためのラインを両サイドのクルーが持ちます。出来るだけパワフルなインフレーターで完全にふくらませると後が楽です。スカートスプリング部分を手でホールドするだけで、足で球皮を踏んだりする必要はありません。汚れますし。
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インフレ作業はバーナーのジンバルをほとんど使わないように意識して、バスケットを気球が立ち上がるのに合わせて持ち上げるようにして、バスケットの底からクラウンリングまでが一直線になるようなイメージでインフレ作業をすると最もスムースなインフレが行えます。
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時々見かけるバーナーのジンバルの動きに頼った炊きかただと、目線と開口部の中心への軸がズレ、誤った方向へバーナーを炊く可能性がたかくなります。また、立ち上がってきた球皮の開口部に歪んだ力がかかるために綺麗に開口部が開かないので火を炊き込むスペースを小さくしてしまいます。これはスカートに限らずどのようなシステムでも同様です。

また全般に言えることなのですが、クルーが開口部を横に引っ張りすぎるのは良くありません。開口部はバーナーが炊きやすいように丸く出来れば上下方向に巾が取れるように広げるのが開口部のクルーの重要な役目です。
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by airspace_balloon | 2006-03-04 23:02 | 気球技術系

気球の値段

最近、気球の値段の話をすると、「何でそんなに高くなっているんですか」と言われることが多いです。

ちょっと簡単に説明すると、気球はほとんどアメリカ、ヨーロッパからの輸入品なのですが、日本以外の国はおおむね消費者物価はここ15年で毎年数%確実にあがっているのに比べ、日本は場合によってはマイナスになっているのです。
統計資料はその統計の取り方で変わりますが、1990年から2005年までの比較で、日本は98%とマイナス、アメリカは184%上昇しているという資料もネットにありました。為替換算などにより数字はかなり変化するので大枠のトレンドとしてとらえなければいけませんが、これぐらいの差があるのです。

更に海外の気球活動は確実に低下しています。気球フライトに係わる保険の高騰、観光フライトなどの規制により通常のフライトがかなり抑制されています。当然フライトしにくくなれば販売機数の低下が起こり、気球メーカーはラインを維持するために固定コストに関する利益を上げるために値上げせざる得なくなります。さらに、2001年のテロ以降、航空関係のメーカーは数倍のPL保険料を払わなければならなくなっています。また、ここ数年の原油価格の高騰が素材となるナイロンファブリックの値段も押し上げています。

これらの諸条件が悪循環となり気球価格がどんどん値上がりしていると言えます。

更に日本の諸物価の安定もしくは低下、経済的な問題で可処分所得が減った私たち日本人には更に高価なものと写っているようにすら思えます。
これから先、気球が今の値段から下がる可能性は非常に小さいでしょう。これからは大事に気球を使っていくのが当たり前になるでしょう。

バブルの時期日本人がお気楽に何でも海外から買えたのが、異常で、今のような状態が普通なのかもしれないですね。

そうそう、輸入品で昔に比べて値段が下がっている物は、以前その輸入業者がぼろもうけをしていたって事です!(笑)
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by airspace_balloon | 2006-03-02 14:04 | 気球一般