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古い飛行機

フィリピンねたの続きですが、マニラのニノイアキノ国際空港の片隅にはこんな飛行機が無造作に置かれています。
もう飛ばない機体とは思いますが、古い飛行機が好きな人にはたまらないかも。
ロッキード・コンステレーションにDC3かな・・5かな?
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by airspace_balloon | 2005-01-31 11:21

トップダウン組織の終焉?

気球教室を行ったとき小学校4年から6年までの生徒50数名を5つのグループに分けてゴミ袋をつなぎ合わせて模型の熱気球を作るという作業を行ってもらいました。この5グループの動きが組織論的視点から見るととても面白い実験をしているようでした。グループ構成は6年生2人ずつをリーダーとしてその下にほぼ均衡に5年生4年生を割り振っていました。

グループを特徴的に分類すると、だいたい以下のようになっていました。
・6年生のおだやかな女の子をリーダーとするグループ2つ
・6年生の元気な野球少年をリーダーとするグループ
・女教師が混じって、先生が強いリーダーシップを持っていたグループ
・男性教師がアドバイザー的にかかわっていたグループ

これらのグループで、ゴミ袋を切り開き、それを張り合わせて模型の気球を作るという作業をしてもらいました。この作業過程で、それらのグループの作業効率と作業状況を見ていると非常に面白い組織実験のような事象が現れ、とても興味深い物でした。

結論から言ってしまうと、作業が最もはかどり早かったのは、男性教師がアドバイザー的に助言を加え特に作業には参加していなかったチームが最も早く作業を終わらせていました。次は、女の子を中心とした2チーム、そして野球少年のチーム、最後に女教師が積極的に作業に参加してリーダーシップを取っていたチームでした。

作業風景を見ていると、男性教師が助言しているチームと女の子中心のチームは、全員が何らかの作業を常に行っていて、遊んでいる子供が居ないのです。その反対にリーダーシップが強いチームは手持ちぶさたにしている子供が必ず数人いて、非常に積極的に動いている中心メンバーがいるにもかかわらず結局トータルでは遅くなっていました。

強いリーダーシップでチームを仕切っている女教師ののいたチームでは、子供が完全に指示待ち体制になっていて、何かを思考して行動を考えていないように思えました。自ら行動してミスをすると叱責されるからなのか、仕切られすぎて冷めちゃっていたからなのか・・

同じように分けたグループが一つの作業をするとき、そのグループ内のメンバーが仮に全員60%の能力で働いているグループと、一部のメンバーが100%だが残りが10%ぐらいの能力で働いているグループでのトータルでの作業効率の違いがでていたようにも思います。また、強いリーダーがいると、リーダーの判断が一つ間違うと、全体で効率悪化を招く事があり、今回も貼りあわせる段取りを女教師のいるチームだけが非効率な方法をとったためにそれによる遅延もありました。他の子供たちのグループは全員が同時に作業できるような段取りを取っていたのですが、女教師のいるチームは作業が一箇所でしか行えないような段取りで進めていたのです。

こんな小学校でのちょっとしたグループ作業での出来事ですが、これをふとここ数年の日本の社会に置き換えてみると、なんだか似た事例が非常に多く存在するではないですか・・また、もっと前の歴史を見ても同様の事例が多々存在しています。

ここ1年ぐらいで辞任したトップを少し思い出してください。西武グループの堤氏、NHKの海老沢氏、彼らは、検証するまでもなく巨大組織の頂点にいて、トップダウンで組織を運営してきた人たちです。組織やプロジェクトが動くとき、有る局面では有能で強いリーダーシップのあるトップがいる組織は非常に効率的に作業をこなす場合があります。しかし、複雑な情勢判断や状況判断を求められるときその組織の命運はそのトップの判断によって簡単に崩壊しかねないという事例ではないかと思うのです。強いリーダーシップのあるトップは時として裸の王様になってしまっている場合が多いというのもその理由の一つです。裸の王様は正確な情報を集めることが出来ず、間違った情勢判断をしていましたから・・・・
強いリーダーシップを発揮するリーダーには、周りには、ブレーンとしてイエスマンだけが残ってくることがほとんどです。また、ネガティブな情報がリーダーに上がりにくくなってきます。明らかに組織内の情報が一方通行で、正確な情勢判断が出来る情報を持っていないリーダーが組織を動かすという非常に危険な状態に陥りかねません。

裸の王様を探してみれば、アメリカのブッシュ大統領や、小泉首相など、結構周りに多くいませんか?

こんな事例を面白く描いた映画が「踊る大捜査線 The Movie 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」でした。アクション系娯楽映画なのですが、ここに皮肉的に描かれている組織論は興味深く、現代社会への示唆を強く含んでいます。

つづく
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by airspace_balloon | 2005-01-30 14:34

横浜で航空スポーツ教室やってきました

きょうは日本航空協会主催の航空スポーツ教室が横浜の小学校で開催されました。航空協会のこのセクションのメンバーになっていることもあり気球部門の活動を行ってきました。
先ず朝一小学校の校庭で係留をして子供や、父兄、先生方に体験搭乗をして頂きました。
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その後、気球のビデオを見てもらったり、熱気球の原理を子供たちにゴミ袋を利用した模型を作ってもらって体験してもらいました。
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色々な場所でこの実験をやってきたんですが、浮き上がると子供たちや周りの大人たちも素直に喜んでもらえます。ちなみに熱源はドライヤーです。
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by airspace_balloon | 2005-01-29 23:31

フィリピンのリゾートは

フィリピンの気球大会のあとに主催者のジョイロアの飛行機でどこかのリゾートに行くのが毎年のパターンです。日本で知られたセブなんかとは違い(と言ってもセブには行ったことがないのですが)かなり静かで高級なビーチリゾートが色々有るようです。写真の場所はアマンプロという島一つリゾートになっていて、静かで綺麗な砂浜にほとんど人気がない!こんな場所もあるんです。
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空から見るとこんな感じで・・島一つリゾートです。
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by airspace_balloon | 2005-01-28 22:00

ランチかロンチか・・

気球を離陸させることをlaunchと言う言葉を使って、気球大会では、launch site, launch time など色々使ったりします。これをカタカナ表記するとき、「ランチ」と「ロンチ」が使われているんですが、10年ぐらい前から元の発音に近い「ロンチ」を使う事例が佐賀の大会以降増えてきています。
しかしこれってなんだか変だとずっと感じていたんです。
日本国内にすでに「ランチ」という言葉はかなり普及しているので、それをあえて表記を変えることで一般的に意味が通じなくなってしまっていると思うからです。
「ランチ」は最も古いところでは船の艀(はしけ)で使われていますし、ロケットランチャーなどに変化して使われたりもしています。また、PCの世界でも、ランチャーと呼ばれるソフトの種類がありますし、新聞などでも、launchのカタカナ表記は、ランチを使っています。NASDAなどでもランチを使っています。

これらと同じ語源である気球界のロンチが、明らかに一般社会では通用しないカタカナ表記で使われているのは変だと思うんです。
もちろん原語に近い発音を用いるという発想については理解出来るのですが、ある程度以上日本で言い習わされている言葉を一部の団体内部だけで言い換えてしまうとかえって混乱を招くのではないかと思います。
ビニールや、ウレタンとか全然意味が通じない発音のカタカナがいっぱいある国ですからね。わざわざロンチにしなくてもよいのではと思うんです。
いかがでしょうか・・

ここで発音が聞けます(笑)ここ
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by airspace_balloon | 2005-01-28 12:49

フィリピンの気球大会

もうすぐ2月ですが、中旬にフィリピンで気球大会があります。
もうかれこれ10年ぐらいやっているんですが、経済危機、スポンサーの問題などで、途中中断があります。去年もやはり中止になり、今年また開催されます。
行きたいと思っていたんですが色々前後に予定が入ってしまい・・・残念ながら私は不参加・・でも日本から2~3チームは行きます。
エールを送る意味で2003年2月の画像あげておきます。

大会後、リゾートアイランドに行ってボケーッと海を見てるのが最高なんですけどねぇ・・・うーん

主催者のメインはここの社長ジョイロアですAir Ads Corporate Aviation
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by airspace_balloon | 2005-01-27 23:53

あれから10年

そういえば先週22日の理事会の最中にあれからちょうど10年だねと話していました・・・
1995年1月22日・・

青森県車力村沖に4人が消えてからです・・・

1995年1月17日早朝には例の阪神大震災があり、私はその2日後短波ラジオを手にスイス行きの飛行機に乗っていました。スイス、シャトーデーでの気球大会に参加するためです。当時はインターネット環境もまだ無く、海外にいて日本の情報を手に出来る方法は短波ラジオでラジオジャパンを聞くのが最も確実でした。出るとき何も調べていかなかったので、ジュネーブの日本領事館でヨーロッパ向けの放送スケジュールと周波数を調べ、どうにか毎晩情報を得ていました。それから数日後・・・日本から同行者のところにFAXが・・・それが青森の事故の情報でした・・・

それから漏らさずラジオジャパンを聞いていたのですが、6000人余りの死者を出した阪神大震災のニュースに埋もれ、私の聞いた放送では一切触れられることはありませんでした・・・

あれから10年です。
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by airspace_balloon | 2005-01-27 22:01

小千谷の旅館で・・

先ほどのニュースで小千谷の旅館「篠田館」の風呂場の屋根が落ちて2人意識不明の重体と伝えていました・・・ここは小千谷にある古めの日本旅館で、今まで2度ほど泊まったことがあります。震災ではどれぐらい被害があったのかわかりませんが、復興が始まってきたこの時期にこんな事故が起きてとても残念です。
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by airspace_balloon | 2005-01-26 22:17

ブラストバルブからのリーク(その2)

Oリングからのリークの他にも秋から2件ほど続いた珍しいトラブルが、ブラストバルブが締まらないでガスが漏れ続けるというトラブルでした。これは2件とも同じ理由でした。
ブラストバルブに小さな石(1~3mm程度)が挟まってブラストバルブが完全に締まらない状態になっていました。この様な事態に至った原因は、バーナーのタンクへの接続部分から小さな石がバーナー内部にはいった以外には考えられません。回収か、セッティングの時にバーナーホースの先端部分に付着した小さな石が、接続後にプロパンと一緒にバーナーに送られてブラストバルブのゴムの部分に引っかかってしまったのでしょう。
私自身もフライト中にブラストバルブが締まらなくなりあわてたことがあります。一回は異物が今回のように挟まっていました、もう一回は何度かブラストバルブのオンオフを繰り返しているうちに挟まっていたゴミがとれたのか、元通りになり、事なきを得ました。
皆さんもホース先端部分やタンクバルブへゴミが付着したりしないようにご注意ください。
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ブラストバルブの内部、ゴムの部分に付着したグレーの物が小石
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by airspace_balloon | 2005-01-25 17:21 | 気球技術系

ブラストバルブからのリーク

冬場で温度が下がっているためかブラストバルブのOリングからのリークに伴う修理が2件ほど続きました。といっても、どちらも5年以上Oリングを変えてないうえに、300時間以上フライトしてて、漏れてもしょうがない状態でした。
外したOリングはすり減ってリングの断面がシリンダーに接する部分が平らになっていました。
私が気球をはじめた頃はしょっちゅうOリングからのリークがあり、毎年冬になると変えていたので、それに比べると格段に漏れることが少なくなっています。
漏れを防ぐ上で重要なのがOリングの素材と、グリスです。Oリングの素材は現在私のところで使用しているのはいわゆるミルスペック(アメリカの軍用調達品規格)の航空機用のOリング。これに変えてから、格段にリークは減りました。また、取り付けの時に使用するグリスも、2ozで80ドル以上したKrytoxというデュポンの製品です。これまたすごく良いです。こんなに良い製品がありながらスペースシャトルに安いOリングとグリスを使用していて漏れちゃってあんな事故になったアメリカって国はやはりなんか変ですね。
手持ちのKrytoxはたった2oz(57g)でもとても使い切れる量ではないですから、気球関係者ならお分けしますので連絡ください。
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by airspace_balloon | 2005-01-25 13:33 | 気球技術系