強風下のランディング時のバスケット内のポジション

強風化、ランディングするときバスケット内でパイロットはどのようなポジションを取るかとイグザミナーセミナーのときあるパイロットから聞かれました。

私は、風上側にポジションを取り、風下側にクルーを配置すると答えました。
これには以下の意味があります。ランディングで引きずられる状態で、クルーにつぶされてバーナーやリップラインの操作が行えなくなることを避けるため。さらに、クルーを前側に配置することで万が一バスケットから飛び出しそうなクルーが居た場合捕まえることが出来ると答えました。

もちろんランディング時、上側になるのでクルーをつぶさないように反対側のバスケット側面に足をかけ背中とで踏ん張る形でポジションをとるようになります。

私の場合そこそこ体格があるので、前にクルーが居ても前方を良く見えるので、小柄なパイロットの場合はこの方法が当てはまらない場合があります。常に前方を最後まで確認している必要がありますから。この場合、クルーにつぶされてリップ操作ができにくくなるようなことがないように、どちらかのサイドのシリンダーの間にはまりこむように身体を位置させてホールドする方法もあります。

いずれにしろ、最後までパイロットが操作可能で、前方を確認できるポジショニングが最優先だと思います。場合によってはクルーにはクッションになってもらうのも安全に降りるためには必要なことかもしれません。

また、ハードランディングでバスケット外に放り出されるのはとても危険なので、衝撃のタイミングをしっかり確認する上でもクルーも着地の瞬間までしっかり前方を見て、クルー同士や、パイロットの身体を保持できるように支え合えればとても良いクルーワークといえるのではないでしょうか。
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by airspace_balloon | 2006-09-04 16:21 | 気球一般
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