メインテナンス

オフシーズンなので、パラパラとメインテナンスの依頼が来ています。

気球機材の中で、生死にかかわる最も神経質なパーツは何かと聞かれたら、私は燃料ホースをあげると思います。もちろん球皮も、バスケットも、バーナーも重要ですが、これらの劣化状況は目で見て、触って、かなり解るものです。それに比べて燃料ホースの劣化はとてもわかりにくいものです。液体のプロパンが中を通っているホースですが、ゴム製で補強に繊維などが織り込まれています。車のタイヤの様な構造です。車のタイヤの劣化を考えれば、同様にホースも経年変化で駄目になってくるのが簡単に想像できるでしょう。使用状況、保管状況でこれらの劣化の進み方は異なりますが、確実に進みます。しかも中を通っているガスの圧力はタイヤの空気圧の数倍はあるのです。

気球機材が以前に比べて耐久性が高くなり、古い燃料ホースがかなりそのまま使われているのが現状です。アメリカでは定期交換部品として指定されているので、古いホースがそのまま使われるようなことはありません。それに比べて日本では管理がユーザーに任されているため、ユーザー意識が低いとそのままメーカー指定の耐用年数を過ぎたパーツが使われていたりします。
燃料ホースの危険性は突然ホースの破断や燃料漏れが起こることがあげられます。
そして燃料ホースのトラブルは致命的な事故になる可能性があることを認識しなければなりません。
古い燃料ホースはメーカーの指定する時間で確実に交換するべきではないでしょうか。

余談ですが、今年の春、スタッドレスタイヤで高速を走行中バーストに遭遇してしまいました。
見た目もそれほど劣化していないタイヤでもこういう事態に遭遇するのです・・・
上空でホースが破裂する事にだけは遭遇したくないものです。
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by airspace_balloon | 2006-07-27 23:22 | 気球一般
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