岩出山BFその1

今年20年目になる岩出山BFに行ってきました。
私はこの大会の2年目から関係していて一時期は競技委員長などさせてもらった時期もありましたが、そのころからずっとヘアーアンドハウンドのヘアー気球のパイロットとして飛んできました。
今回も同様にヘアーのパイロットを2回努めて、ざっと計算してこれまで40回ぐらいはこのエリアでヘアーアンドハウンドのパイロットをしてきているように思います。

ヘアーアンドハウンドとは、気球のレースで行われる一番シンプルな内容の物で、まず最初にヘアー(ウサギ)の気球が離陸、その後一定時間後にハウンド(猟犬)の競技参加気球が離陸します。ヘアーはある程度飛んだところで着陸し、ターゲットをセット、そこに後から離陸したハウンドの気球がマーカーを投げその距離を競うというものです。

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ヘアーとして離陸後、上空からインフレ作業をする競技参加のハウンドの気球を撮った画像です。

今年の2日目のフライトは深夜から早朝にかけて断続的に雨が降り、雨が上がった後風がやや強い状況で行われました。昼間風が強まる予報もあり判断が難しいフライトでもありました。
離陸して高度500ftを越えるとGPSのスピードは40キロ以上・・結構なスピードが出ています。風の変わり目ではシアーを感じ、遠く離れた古川方面の煙突の煙は真横・・これでは早めにランディングしないと強風下に追いかけてくる競技気球がランディングしなければならず大変かもしれないと思い、早めに地形的に影になる谷筋が多いエリアでターゲットを設定する事を判断しました。
谷筋をねらって降下を開始しますが、かなり低空に降りてもGPSの速度計は40キロ以上をさしていて、谷筋の風にはいるときのウインドシェアーを警戒しながら降りていました。
警戒していたにもかかわらず、やはり強烈なシェアーで気球の前半分が大きくつぶされ、浮力の減衰を感じたので黙ってダブルバーナーを炊きましたが、開口部からの吹き下げる風圧と、シェアーでバスケット部分が受ける前からの強い風にバーナーの炎があおられ、進行方向後ろ側のスカートと開口部に焼損が発生・・低空の風の弱い層に入りながらその先の草地に着陸しターゲットを展開しました。

いやー久しぶりにヒヤッとする低空(対地高度100m以下)での強いシェアーでした。
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ターゲットに接近する名取BCの気球
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by airspace_balloon | 2005-11-28 14:23 | 気球一般
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