久しぶりに気球を自作してみようかと・・

1970年代
日本では学生などを中心にした自作熱気球が一大ブームでした。
これは1969年に京都の学生が中心になって作ったイカロス5号という熱気球が北海道で初めて飛んだ事に影響されていたとも言えます。
私もこのブームの最後の方、80年代前半に自作熱気球でこの世界に入っていきたのです。

イカロスは後に修理し、2003年に再度北海道の空に浮かんだのですが、その修理を縁あって、私がさせて頂きそのレポートをここに置いてあります。

さて、一時一大ムーブメントでもあった自作熱気球ですが、すっかり下火になって、現在ではほとんど作られていません。高校生が模型の気球を作る事は結構あるのですが、実際に飛行できるような気球は、数年に1機作られるかどうか・・
当時自作機の中心的活動母体であった大学気球クラブですら現在では瀕死の状態で、多くのクラブがなくなってしまいました。

3年ぐらい前から自分の中で自作を再度やってみたいとの思いがフツフツと湧いてきているんです。かつての経験からやる気になればすぐに出来ちゃうのは解っているのですが、基本コンセプトがとても重要なのです。それがどうも煮詰まらなかった・・

80年代自作した頃の気球は明らかにメーカー製の気球を意識し、それに近い性能もしくは越える性能を持った物を作る事を目標にしていました。実際、私が1987年の日本選手権で優勝した機体は、私が設計し、私が作った球皮でした。十分にこれで目標を果たしてしまい、なんだかちょっと自作への興味が途切れたとも言えます。

現在の環境で自作でこの種の性能追求型の熱気球を自作しても余り意味を感じないのです。

長い時間という最も重要なコストをかけて作る物が単にメーカーの追従であってはつまらないではないですか。意味ある自作機の設計コンセプトがなかなか見えないんです。

そのうちダラダラ3年余りがすぎ、その間に小さな船を何艘か作ってみたり・・・物を作りたいという意識はかなり高いのですが・・・

ちょっと時間は必要でしたが、何となく自分の中でイメージする自作機の姿がだんだん固まってきたので、そろそろやろうかなぁと思ってこのブログに書き込んでみました。

一種の決意表明ですね(笑)
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by airspace_balloon | 2005-11-02 16:42 | 自作機
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