燃費は圧力によっても違う

気球のフライトにおいて、バーナー、球皮の状態など様々な条件で燃費が違うことはパイロットなら、経験上知っていると思う。

同じ機体、同じ離陸重量で飛んでいても、燃料圧によって、燃費が違う点も考慮すべきことの一つだ。

バーナーの設計で、効率の良い燃焼が得られるのは結構狭い圧力帯域になっている場合が結構ある。実際に飛び込んでみないとそのバーナーのそういった癖を知ることは難しいが、どのようなバーナーでも、もっとも効率の良い燃料圧の巾は限られている。

冬場は、外気温も低いことがあり通常の使用をする限り、燃費はかなり良くなるのが通例なのだが、ガス圧が極端に低い場合はこの限りではない。燃焼効率が悪くなり、燃費低下を招く。

さらに、燃料圧力が低い場合、炎は短くなり、開口部周辺からのヒートロスが多くなる。この要因からも、燃費低下につながる。エアロスターのような深めのスカートを装備していてもこのヒートロスはバカにならず、スクープなどでは更にこの傾向は強まる。

冬でもしっかり燃料を暖めるなり、窒素加圧し、適正圧力を確保してフライトすることが色々な意味で必要なことだ。
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by airspace_balloon | 2011-01-29 16:24 | 気球技術系
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