中国・・・私感

今から18年前、中国に気球を飛ばしに行ったことがあります。
1987年、まだまだ古い時代の雰囲気が強く残っていました。移動中とある街の中心に塔があり、登ってみると、中には抗日の戦いの記録が展示されていました。
あの時代子供だった人たちがここのところの反日的運動の中心的ジェネレーションだと思うと、この問題の根の深さを感じてしまいます。

当時、私たちの取材に中国青年報という新聞から、女性の記者が同行していました。彼女は、最初から私たちに批判的な雰囲気が強く、明らかに日本人は嫌いなんだろうなぁと感じることがたびたびありました。
ある時些細な問題が議論にまで発展してしまい、かなり気まずい感じになっていたのですが、数週間に渡って同行しているうちにだんだん彼女の態度に変化が出てきて、最後にはかなり友好的になっていたのが思い起こされます。
彼女にとって日本は敵対する国家、人民でしかないと教えられてきたんだと思います。
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写真一番左の彼女です。

人間は簡単に情報操作されて、行動すらコントロールされ安いものです。
ある種操作された群集心理や、操作された環境で暮らす人たちとどのようにこれから接していかなければならないのかと改めて考えてしまいます。

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1987年5月 黄河のすぐほとりから離陸準備中。
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by airspace_balloon | 2005-04-15 18:05 | 気球一般
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